iPhone12 レビュー!

iPhone
スポンサーリンク

ついに年が明けてしまいました(もう2月だってのに!!)。
明けましておめでとうございます!

どうも!
なるです。お久しぶりです。

最近、更新が滞っておりました。
体調があまり優れなくてですね、、汗

ま!それはそれとして!
今回はiPhone12 Proのレビューということで、
一体どんな端末なのかをお伝えできればと思います。

どうぞお付き合いください!

スポンサーリンク

なぜiPhone12ではなく、12 Proを選んだのか。

昨年のiPhone11シリーズは皆さんもご存知の通り、
ベースモデルのiPhone11、
Pro向けモデルのiPhone11 Proに
画面の大きな同Pro Maxの3機種で展開されていました。

その中でもiPhone11と同Proシリーズの2機種間では
かなり差別化が図られており、
例としてディスプレイ(液晶 or 有機EL)やカメラ(2眼カメラ or 3眼カメラ)が挙げられます。

さて、今年のiPhoneですが、
名称はiPhone12となりました。

また、
今回はベースモデルとしてiPhone12と同mini。
Pro向けモデルとして、ProとPro Maxの4機種展開となりました。

そこで今回、
僕は“iPhone12 Pro”をチョイス!!


理由としては
1.Apple ProRawが使える
2.Dolby Vision(HDR)の撮影を60fpsにて行える
と言ったことが挙げられます。

なる
なる

特にProRawはアツい!!

何だか横文字が出てきてしまいましたが、
詳しくは後ほど説明させていただきたいと思います。

iPhone12シリーズ内での違いは?

画像引用元:Apple

今回、
4種類のiPhoneが登場したことをお伝えしました。

そこで気になるのは、
各機種間の違いですよね?。。。ね??

そこで今回は4機種間の主な違いをお伝えしたいと思います。
(スペック表を作るのがめんどくさかったのよ)

今回登場した4機種をすべて挙げると以下の通りです。

  • iPhone12 mini(以下mini)
  • iPhone12 (以下無印)
  • iPhone12 Pro(以下Pro)
  • iPhone12 Pro Max(以下Pro Max)

なお、上記リストの下に行くほどお値段が高くなります。

また。この中で無印とminiの違いに関しては、
ほぼサイズのみです。
要するに“性能面”での違いはほとんどないということになります。

そのため結局のところは、
「“Pro”と付くモデル」と「“Pro”と付かないモデル」で
大きな違いがあると言うことです。

その違いとは、
ほぼカメラのみです。

もちろん厳密に言えば、
他にも違いがあります(デザインはもちろん、ディスプレイとかね!!)

ですが、カメラの違いに比べたら
本当に些細なものなのです。

Pro付きとそうでないもののカメラの違い

主なカメラの違いだけで3つあります。
順に説明させていただきますね。

まずレンズの数が違います。
Pro付きモデルが3眼に対し、Proなしモデルは2眼です。

レンズの数が減っていますね。

Pro付きモデルのレンズは、
普段使いの広角レンズと、より広く写す超広角レンズ、
最後に遠くのものを写す望遠レンズ(ズームレンズ)で構成されています。

対してProなしモデルは
その中の望遠レンズがありません。

もちろんそれでもズームは行えますが、
画像を引き伸ばす“デジタルズーム”なるため
望遠時の画質についてはかなり不利と言えるでしょう。

次に
Dolby Visionを用いた動画撮影時における、最高フレームレートが違います。
Pro付きモデルが60fpsに対し、
Proなしモデルが30fpsです。

フレームレートがわからない方向けにすごく簡単に説明すると
映像の滑らかさです。

スマホにおける初期設定は30fpsであることが多いですが、
60fpsで撮影を行うと目に見えて滑らかさが違うため、
ヌルヌルと動く、見ていて気持ちの良い動画が撮れます。

また、
Dolby Visionとは
いくつかあるHDR規格の中のひとつです。

今回HDRでの動画撮影に対応したことにより、
白飛びや黒つぶれを抑えた、
“肉眼での見た目”により近い映像を残すことが可能になりました。

最後に
Pro付きモデルのみApple ProRawという
記録形式での静止画撮影に対応しました。

こちらは先の2つの違いよりも少しだけマニアックです。

この機能を説明するためにはまずRaw撮影について
簡単に説明しなければなりません。

Q. Raw撮影とは??

A. 撮影後の画像編集のために撮像センサーからの
膨大な情報を欠落を抑えて記録する撮影方法です!
画像編集においては少しでも情報量の多い方が
編集後に破綻しづらくなるのです。

もちろんファイルサイズは大きくなります。
標準的なjpegイメージに対しておよそ5〜15倍(体感値)ほどです。

じつはこれまでのiPhoneも
サードパーティ製のアプリ(Lightroom等)を用いれば、
Raw撮影が可能でした。

しかし、
その方法だと撮影時にiPhone側の優れた画像処理(コンピュテーショナルフォトグラフィ)が
行われないという欠点がありました。

今回におけるコンピュテーショナルフォトグラフィとは
光学性能に限界のあるスマホでの撮影において
コンピュータ処理によって綺麗に撮影する機能や手法のことで、
昨今のスマホではよく使われる手法だったりもします。

また、それが使われている機能として
ポートレートモード(背景ぼかし)や
昨年話題になったDeep Fusionがあります。

今回のProRawのなにが画期的かというと、
上記の欠点が解消された(=コンピュテーショナルフォトグラフィも生かしつつ)
Raw撮影ができるのです!!

なる
なる

重要な写真は
とりあえずRawで撮っておきたいという人にとって嬉しい機能!!

つまり、
今までのiPhoneの標準カメラアプリでの撮影(jpeg)と
サードパーティーのアプリを用いたRaw撮影の
いいとこ取りができちゃうんです。

これは結構画期的で、
今まではなかなか行えなかったことでもありました。

実機レビュー

お待たせしました。
やっと本題に入ります。

外見

まず、外見からです。

今年のiPhone12は
昨年までの丸みを帯びたデザインから刷新され、
iPhone5を彷彿させる角ばったデザインになりました。

僕としてはかなり好感を持てるデザインでした。
僕と同じような感想の方は多いのではないでしょうか?

以下、
すでにドナドナした売ったiPhone11と比較する意味で、
2機種を並べた写真を撮りました。

今回、
僕がiPhone12を購入した理由の半分は
この綺麗な青色のiPhoneに一目惚れしたためです。

なる
なる

史上初のブルーiPhone……。
尊い。。
尊い!!

本当はiPhone12のブルーの色の方が好みだったのですが、
今回はiPhone12 Proを買うことは決定していたため、
パシフィックブルーをチョイス!

こちらもなかなかに良いお色でした!

今回のメイン!? 5G通信性能!

今回発売されたiPhone12シリーズ。

色々な新機能の中でも
(実用性はともかくとして)最も大きな意味を持つもの。
それは、次世代の通信規格である5Gに対応したことでしょう。

現状では使える場所がかなり局所的なものの、
繋がれば固定回線を凌駕するほどの回線品質を得ることができます。

固定回線もびっくりの速さ!
なる
なる

はやい!速すぎる!!

ちなみに日本市場向けのiPhoneは
5G規格のひとつであるミリ波には対応しておらず、
sub-6にのみ対応しております。

ここで両者の違いを簡単にまとめてみました!

ミリ波の特徴
周波数の高い電波を使用。
性質として高い通信性能が見込めるが、
電波が回り込みにくく、繋がりにくい。
また、現状ではほぼ普及していない。

sub-6の特徴
ミリ波よりも周波数の低い電波を使用。
現状利用できる5Gはほぼコレ。
ミリ波ほどの高い通信性能は見込めないが、
ミリ波よりも電波が回り込みやすく繋がりやすい。
(とは言っても、現在主流の4Gよりは繋がりにくい)

「え、せっかくのミリ波に対応してないの??」
と、思われるかもしれませんが
現状ミリ波を使える地域はほぼない状態。

sub-6でも5Gの恩恵は十分に受けられるので、
iPhoneが主に使われる期間が2年から4年であることを考慮すると
正しい判断だったと思います。

みんな大好き(?)〜ProRaw〜

今回も例年通りカメラが刷新されました。

そんなカメラ機能の中でも僕のイチ押しである、
ProRawについてお話しします。

Raw撮影のメリットは先ほどお話ししたばかりですが、
実際に僕が撮影して軽く現像(レタッチ)した写真をお見せします。

左がjpegを編集したもの。右がRawを編集したもの。

僕の拙い技術ではなかなか違いをお伝えしにくいかもしれません。
が!写真の中程にある「SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」の文字などが、
jpegの編集だとノイズが乗って汚くなってしまっているのが
お分かりいただけると思います。

こうなってしまう理由として
jpeg画像が多くの色データを間引いていることがあります。

さらに、実際に行ってみるとわかるのですが、
編集でいじれる明るさなどのパラメータの範囲が明らかに違ったりもします。

僕はもともと一眼レフにてRawデータをいじっていたこともあり
Lightroomという現像ソフトを使っていましたが、
そう言ったものは馴染みの無い人が多いのも事実。。。

なかなかどうしてAppleがその領域に踏み込んで来るのは意外でしたが
ここぞと言うときにかなり嬉しい機能だったりします。

他には……??

そうですね、
あとは単体でDolby Visionを撮影できるようになったとかですね。

本来、HDRの映像を撮影する際には、
撮影後にカラーグレーディングと言う
色味に対する編集作業を行うらしいです。

それをiPhone12シリーズは自動的に行うというのですから、
なんだかすごいですよね。

実際に撮影してみましたが、
明暗がしっかり記録されてとても豊かな映像になります。

ただ、データ形式が若干特殊で、
撮影後の扱いに困るというのはありますが。。。。

もちろんiPhoneで見る分にはなんの問題もありません。
むしろそれが現状で最も綺麗に撮影したものを見る手段だったりします。

今回のまとめ

今回、発表されたiPhone12シリーズは、
(実用性はともかく)5Gに対応するという大躍進を果たしました。
もちろん、
例年通りのカメラ周りのブラッシュアップも欠かすことはありません。

また、購入した感想としては
(iPhoneが悪いわけではないものの)5Gが使える場所が限られているため、
現状での実用性はさほどありません

そのため、
現状では5G目当てで買うのはお勧めしません。

ではどういう箇所でに勧めるのかというと
やはりカメラ周りの進化でしょうか。。

むしろ、今回はデザインが刷新され
どちらかというと昔のiPhone(4や5あたり)のデザインに近くなりました。
そのため“デザインに惹かれた”という理由で購入するのもまた良いと思います。

今回、僕はProモデルを購入しましたが、
「4機種の中でどれをお勧めするか?」と訊かれたら、
おそらく“iPhone12(無印)”を勧めると思います。

その理由を一言でまとめると、
「コスパが良いから」です。

Proモデルと差で大きいもののほとんどはカメラ周りですし、
そのカメラ機能でさえマニアックな機能が多いです。

また無印12は重量が軽く、
日常使いには適していると思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事がiPhone12シリーズを買おうとしている方、
もちろんそれ以外の方々のお役に立てれば幸いです。

では、次の記事で会いましょう!

なる
なる

(最近は楽天モバイルがマイブームなので、
iPhoneで使った使用感でも書けるといいな。
とか思ってます。)

コメント

  1. アレキ三田 より:

    夜景のお写真どちらも綺麗ですが右がやはり綺麗ですね!
    夜景が一般人でも綺麗に撮れるようになったってのが技術の進歩感じますよね〜

    私はといえば同じくカメラ3個の
    Xperia 1 IIさんをお迎えして久しいのですが、プロが使うような性能でプロは撮影しないであろうものを撮るのが最近のマイブームです。

    お茶とか食べかけの料理とか、ゴミとか、贅沢な性能で微妙なものを撮るの、意外と癖になりますよ!

    また記事楽しみにしてますー!

    • なる より:

      コメント、ありがとうございます!

      >プロが使うような性能でプロは〜

      これぞまさしく“技術の無駄遣い”!
      もう、最高ですよね。

      Xperia 1 Ⅱ はきれいに撮影ができると聞きました。
      それで撮られるゴミとはなんと贅沢なのでしょう!!

タイトルとURLをコピーしました